ノベルの日常⑨

 

乗車誘導

ロープウェイに乗ったのです。
乗車切符を購入する際に障碍者手帳を出したからでしょうか、「階段を昇るのは大変でしょうから」と、乗車誘導スタッフさんが気を利かせて、従業員用のエレベータで乗り場まで誘導してくれました。
そして降り場から出口に行くときもエレベータを使わせてくれたのですが、、、
従業員用エレベータを使って出た従業員用出入口は乗客が本来使う出入口とは違うところに出るため、通常の出入り口から出たグループとの合流が困難に!
「今どこ?」
「ロープウェイの降り場の出口を出てすぐのところだよ」
「え?見当たらないよ。まだ山の下にいるの?」
「山の上だよ」
というやり取りがあって状況を話し合っているうちに乗客の出入り口と従業員出入口の場所が違うことが発覚したのです。
ノベルさんと付き添いのグループと通常利用グループに分かれて乗車したために起きた事件でした。
誘導も時と場合によりけりですね。